ビムラー&ネオキャップ小児矯正 〜宇部で歯医者をお探しなら石川歯科医院〜
みなさん、ビムラー矯正ってご存知ですか?ビムラーとは、取り外しのできる機能矯正装置です。機能矯正装置とは舌や唇や頬の力のバランスを整える装置で、就寝時(症例によっては昼間の2~3時間も必要になります)の使用により、噛む力と舌・唇の力などで歯と顎に働きかけ、自然な顔の感じにする矯正治療です。日本ではまだ本格的に導入している歯科医院は僅かですが、歴史は古くドイツのビムラー博士によって50年以上前に考案され、ヨーロッパ諸国では広く取り入れられている手法なのです。
日本の場合はまだアメリカ式矯正(ブラケットとワイヤーの矯正)が主体であるため、多くの歯科医師は大学で「子供のうちは様子を見て永久歯に生えかわったら永久歯を4本抜歯し、ブラケットをワイヤーを使用して治しましょう」と教えられています。しかし、永久歯が生えるまで待ってしまうと、悪い歯並びが完成してしまいます。完成した悪い歯並びを治そうと試みると、歯を抜いたり、外科手術が必要になったりといった苦痛が伴います。
ここ数年で矯正治療はものすごく進歩した結果、革新的な方法が開発・確立され、子供の頃からスタートすれば非抜歯でワイヤーなし、抜歯なしでの治療が可能になってきました。それを可能にしたのがビムラー&ネオキャップ小児矯正システムです。先ほども説明しましたようにビムラー装置は50年以上前からあるのですが、長野県でご開業の永井光希子先生が日本人の子供に合うようにネオキャップシステムを開発され、ビムラー装置自体にも数々の改良を加え最新の小児矯正システムとして生まれ変わりました。顔貌が決定するのは子供の頃の成長であり、子供の時期からしっかりとした成長の軸を作ってあげることが本当の健康へと繋がるのです。
当院では7歳前後から小児矯正を行っております。下の前歯4本、上の前歯2本が生えた頃がビムラー&ネオキャップ矯正を始める最適な時期です。年齢やお口の中の状態によって、最適な矯正治療方法(ビムラー矯正やブラケット矯正)や矯正治療の開始時期をご提案いたします。年齢にかかわらずお子様の歯並びが気になるようでしたらお気軽にご相談ください。
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TEL: 0836-31-5060
山口県宇部市昭和町4−1−17
2015年4月24日 (金)
カテゴリー : 矯正歯科